万が一のための準備 AED実習

高齢化社会では、様々な全身疾患をもった患者さんも普通に歩いて来院される時代になりました。
その中には少なからず心臓など循環器に問題を抱えた患者さんが含まれています。
歯科医院に行くというだけで健康な方でもドキドキするところ、高齢者の方への心身の負担は大きなものです。
そのような状況の中、万が一ということが起きることを想定しておかなければなりません。

心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

ただ、AEDを持っているというだけでは何も意味もありません。
リキタケ歯科医院では、万が一の時に患者さんの命を救うべく、スタッフ全員がトレーニングをしています。

ということで、今日は丸山医療機器の丸山社長自らリキタケ歯科医院に来ていただき、AEDの使用方法や注意事項についてスタッフへ指導して頂きました。
全員、真剣に実習に励んでいました。