かみしめる力の強い方、食いしばりの癖のある方は歯が欠けたり、根が割れてくることがあります。
ここ20年の間で、様々な要因で歯を残せるようになり、皆さんの残存歯数が増え、神経の治療をして保存できる率が上がった一方で、破折歯の数が急速に多くなりました。
歯が欠ける程度であれば、その部分を修復することで治すことが可能です。問題は歯の根の部分の破折です。肉眼ではわからなくても顕微鏡をのぞくことで、破折の状態が詳しくわかります。大きく完全に割れてしまっていると歯を抜かざるを得ないことが多くなります。
ただ、小さなヒビ程度であれば顕微鏡下で適切な処置をして、どうにか歯の延命を図ることもできることもあります。
歯医者の一番の仕事は、歯を残すことと思いますので、困難な治療で抜かずに済んだ時には、とても幸せな気持ちになれます。

 

投稿日:2019年2月10日|カテゴリ:院長ブログ