今年もよろしくお願い致します

2014年の診療開始から1週間が経過しました
お正月休みの間にトラブルのあった方々が急患としてかなりお越しになり、
予約の患者様もお待たせしてしまうなど、ご迷惑をお掛けしてしまったかも知れません

そろそろそういった新年モードも徐々に抜けて通常モードに切り替わりつつあります

お正月気分も抜けたこのタイミングで日頃の歯磨きを見直してみるのもいいかも知れません
今回は歯磨きにまつわる実はこれはNGという磨き方を紹介してみたいと思います

1.食後すぐに歯を磨く
食べたらすぐに歯磨きとはいいますが、実は食後すぐの歯磨きは、飲食物に含まれる酸で歯の表面のエナメル質は軟らかくなっており、その状態で歯磨きをするとエナメル質にダメージを与えるリスクがあるのです

歯磨きは、食後30分から1時間ほど間をおいて(唾液の成分によってエナメル質が再石灰化してから)磨くようにしましょう

2.ゴシゴシと力強く磨いている
よく磨こうとすればするほど、ついついゴシゴシと力を入れて磨いていませんか?
力を入れて磨けば磨くほどエナメル質を傷つけてしまうリスクが高まります
また、それが食事をした直後では、酸でダメージを受けているところに物理的刺激が加わってさらにエナメル質にとってダブルパンチとなります
虫歯でなくとも歯がしみる、所謂「知覚過敏」の原因にもなりかねません

軟らかめの歯ブラシでやさしく磨く様に心がけてみましょう

3.歯磨き後、歯磨剤が完全になくなるまで何回もゆすぐ
実は、歯磨きの後に口をしっかりゆすいで洗い流してしまうと、歯磨剤に含まれる有効成分(フッ素など)も洗い流されてしまい、せっかく薬効で歯磨剤を選んでいたとしても効果が得られません

理想は「二度磨き」
一度目の歯磨きの後は、歯に着いた汚れを落とす意味で
二度目の歯磨きの後は、歯磨剤を歯に薄くコーティングする位の気持ちで
口の中に歯磨剤を少し残すようにしてみましょう

お子様向けのフッ素入りの歯磨剤や、アパガードリナメルなどはこういった使用法をオススメしています

2014年も皆様の歯の健康に少しでもお役に立てたら幸いです
今年もよろしくお願い致します

以上、Ray.でした