顎関節の痛みと歯列接触癖

こんにちは、歯科衛生士のQです。

歯列接触癖という言葉をご存じですか?


歯列接触癖とは
上と下の歯を接触させて、咬む・話す・飲み込むなど、歯が機能している時の1日の接触時間は17.5分程。
それ以外のときにも、上下歯列を接触させる習癖のこと。

これがあると、強いかみしめなどを行わなくても、側頭筋や咬筋が緊張して、筋肉の疲労や顎関節の圧迫を引き起こします。

関節への血液供給が阻害されることで、痛みが過敏になったり関節の運動がスムーズにいかなくなったりします。

顎関節症患者の50~70%に歯列接触癖の傾向があるそうです。

  • ・お口の中のほっぺの内側に歯の跡が付いている
  • ・舌の周りに歯の跡が付いている
  • ・気がつくと、上下の歯が接触している
  • このような場合は歯と歯は離してリラックスさせましょう。
    何もしていない時には、下アゴはぶら下がってる状態が望ましいのです

    顎や顎関節が痛い方、心掛けてみてください。

    明日も皆さんのお口をキレイに!!☺  Qでした