「時間がないから」と早食いが癖になっていたり、軟らかいものばかりを食べている人はいませんか? 実は私達現代人は弥生時代の人たちと比べて食べ物を噛む回数がなんと6分の1以下なのだそうです 昔から「よく噛んで食べなさい」と言われて育った人は、噛むことが大切なんだという認識はあるかもしれません ですが、なぜよく噛まなくてはいけないのか、その理由を知らずに面倒くさがって実践していない人も多いはずです 今回はよく噛むことで得られる効果をいくつかあげていきます 1.風邪やインフルエンザの予防 唾液腺から口腔内に分泌される唾液の中には酵素が含まれています。中でもリゾチームという唾液酵素には細菌感染の予防効果があるので、風邪やインフルエンザ対策にいいといわれています よく噛んで食事をすれば無理なく唾液の分泌量を増やして免疫力の高い身体作りが出来るというわけです 2.ダイエット効果がある 噛む回数が多いと満腹中枢が刺激され食べすぎを抑えることができます 3.若々しい肌を維持 パロチンという唾液腺ホルモンが分泌されると、細胞分裂を促進しハリのある若々しい肌を維持できます。いつまでも美しくいるためには、よく噛んでパロチンの分泌量を増やしましょう 4.胃腸の働きを助ける 噛むことで消化酵素の分泌量が増え、胃腸の働きを助けてくれます 5.虫歯の予防ができる 唾液がたくさん分泌されると食物中の酸を中和して元の状態に戻すだけでなく、唾液中のカルシウムやリン酸が歯の表面に付着し溶け出したエナメル質を補うことで虫歯、歯周病の予防にもなります 6.顎を発達させる 軟らかいものばかり食べたり、噛む回数が少ないと顎が細くなってしまいます。すると歯並びが悪くなってしまうので、硬いものを良く噛んで食べ、しっかりした顎と強い歯を作ることを心がけましょう 7.活性酸素を抑制する ペルオキシターゼという酵素が細胞を傷つけて癌を増加させる活性酸素の働きを抑制してくれます 8.表情が豊かになる 口の周りの筋肉をたくさん使うことでフェイスラインがシャープになり表情が豊かになります 9.判断力、集中力、記憶力を高める 顎を開け閉めする動きは脳に酸素を送って細胞を活性化し判断力、集中力、記憶力を高めてくれます たくさん噛むことでこんなに多くの効果が期待できるのです あまり咀嚼をしていないと思う人は早速次の食事から一口につき30回以上噛むようにしてみてはいかがでしょうか 以上Ray.でした
投稿日:2013年3月24日|カテゴリ:スタッフブログ