歯がなくなる原因とは

歯を抜かないですむように

と思いながら歯科医院にいらっしゃる方もいるとおもわれます

では歯はなぜなくなってしまうのでしょうか
その原因は歯周病と虫歯と力です
この3つの原因についてしっかりと知っておいて頂きたいのです

歯を失う原因のほぼ4割が歯周病によるものです
歯周病と虫歯ですがどちらもお口の中のばい菌が原因です
お口の中を清掃しないと食べかすが溜まってばい菌が集まり、うがいをしても取れにくく唾液の有益な作用も及びにくくなります
これをバイオフィルムと呼んでいます

歯科の治療はこれを取り除き出来るだけ元の状態に戻そうとするのですが
キレイな状態が保たれないとまた再発してしまいます

毎日通院していただく事は不可能ですから

日常的にキレイな状態を保つこと

は患者さんご自身でして頂かなくてはなりません

虫歯も歯周病もバイオフィルムが原因で発症します
このバイオフィルムを取り除くことがとても大切ですがなかなか取り除きにくいことが問題です
ここに大きな力がかかると

歯を支える骨が吸収して
動揺が生じ

歯を抜く対象の予備軍となってしまいます

一方、力ですが交通事故など不測の事態で失われる場合以外に
歯軋りの様な強い力が掛かって歯が割れる事があります
神経を失った歯は枯れ木と同じで神経のある歯よりももろくて割れ易いのです
これを予防することは難しいのですが

なるべく歯の神経を保存すること
定期的に噛み合わせをチェックして
バランスの良い状態を保つ

ことが必要です

歯を失わないためには、きちんと検査や治療を受けて安定した状態を確立し
その後はご自身の手でキレイな状態を保つことと
歯科医院での定期的なチェックで
リスクの回避に努めて頂ければと思います

是非定期検診にお越しください
年末の予約は土日と遅い時間帯はほぼ埋まって来ております
早めのご予約をお待ち致しております

以上Ray.でした