治療して型を取った歯に詰め物を付ける前にお口の中であわせたりお口の外で調整したりします
その際歯の穴の部分から出し入れする時にしみる症状が起こる場合があります
歯を削る際には麻酔をしてから歯を削って型を取って仮の詰め物までしていますが
詰め物を入れる際には麻酔をしない事がほとんどです
その為歯を削った部分が仮の詰め物を取ってむき出しの状態になっているので些細な刺激でもしみるのです


そしていよいよ詰め物をつける際にも歯がしみることがあります
これは詰め物と歯をくっつけるセメントの中の酸及びかたまる際に発生する熱により歯の中の神経が刺激されてしみるのです
セメントを使って付けた際は完全に固まるのにしばらくかかるのでこの後30分程度は食事を控えてください


また詰め物をつけてからの熱がおさまった後仮の詰め物を詰めていた時にはしみなかったにもかかわらず冷たいものでしみるようになることもあります
これは金属の熱伝導によって歯の神経が刺激されるためです
歯の神経が生きていれば自己防衛作用の一環として治癒反応が起こりますがその仕組みを簡単に述べると以下の通りです
金属を付けたあと冷たいものなどによる金属の熱伝導による刺激が伝わります
その結果歯の神経が反応して刺激された部分にカルシウム系の栄養分を送りこむことになります
そしてこの成分がかたまることにより防御壁が出来上がるのです
個人差はありますがこの壁が出来ることにより刺激が遮断されてだんだんしみなくなっていきます
しみてしまっている場合は冷たい食べ物や飲み物を控えるなどしてしばらくは経過をみてください
完全に防御壁ができあがるまで2~3ヶ月かかるといわれていますが
症状が軽度の場合は一週間程度でしみる症状は治まります
ですからもししみていても2ヶ月位は様子を見るくらいの心構えでもいいかもしれません


せっかく虫歯を治したのに痛むのはなぜ!?
と思うかも知れませんが
以上の理由からしみる症状が起こる場合もあるのです

以上Ray.でした

投稿日:2012年2月16日|カテゴリ:スタッフブログ