レーザー齲蝕検知器とは

口腔の2大疾患である”歯周病”と”う蝕”、検査の目的を比較すると歯周病はプロービングなどで進行度を数値で管理することを目的としているのに対し、う蝕検査は経過を観察する手段がなく、目的が大きく異なります。
「レーザー齲蝕検知器」は、歯周病と同じくう蝕の状態を経時的に数値で管理でき、”見つけてすぐに削る治療”から”進行状況に合わせて適切な管理をする治療”へと治療内容を変化させます。
やさしいレーザー光での測定
これまで数値でカリエスの進行状況などを診査・診断するシステムは確立されていませんでした。
「レーザー齲蝕検知器」は歯にそっと沿わせ、歯面に655nmの低出力のレーザー光を照射するだけなので、痛みもなく、小さなお子様や妊婦の方にも安心してご使用いただけます。また測定された数値でカリエスの進行状況をわかりやすく説明できます。

◆ ペリオプローブで歯周ポケット内を管理
歯周ポケット内にペリオ用プローブを挿入し、歯周ポケット内の歯面状態の変化を音と数値でお知らせします。

歯面にプローブを沿わせゆっくりと上下に動かしポケット内を検査します。
より正確にカリエスを診断するツールです
「レーザー齲蝕検知器」は、カリエス検知率90%の高い確率でカリエスを発見することができます。
従来の視診、短針による審査やX線診査で見つけられなかったカリエスも高い確率で発見できます。
患者様に伝えたいこと
ごく初期のう蝕であれば削らずに進行止めのお薬(フッ素)を塗ったり、ご自宅でのブラッシングで悪化を防ぐことができます。
「レーザー齲蝕検知器」で、う蝕を早期発見し、早期予防、早期治療をしましょう。