歯磨剤の働き

こんにちは。歯科衛生士のあみです。
やっと暖かくなってきた今日このごろですね。

さて今日は歯磨剤(歯磨き粉)についてです。

歯磨剤の働き

 歯につく汚れは、大きくわけて2種類あります。ひとつが歯科疾患の原因となるプラーク(歯垢)。
もうひとつが食べかすや茶しぶなど食べ物に由来する着色汚れ(カラーステイン)です。
特にプラークはネバネバと歯の表面にこびりつき、うがいくらいでは落とすことができません。
しかし歯磨剤を使ってブラツシンク(清掃)することで、プラークの除去効果を高めることができます。
また、歯ブラシだけでは落とせない茶しぶなどの着色汚れも、歯磨剤を使うことで落とすことができます。
歯磨剤にはさまざまな成分が含まれており、歯の表面を傷つけることなく汚れを落とすと同時に、
細菌の除去や繁殖抑制の効果もあります。
このほか歯磨剤には口臭予防、口中を爽快にする、歯を白くするなどの働きがあります。
さらに薬効成分を配合し、虫歯や歯周病の予防効果などを高めています。

ぜひ、歯ブラシ時には歯磨剤をつけて磨くようにしてください。(*^_^*)