うがいの仕方

お口は身体の入り口です
インフルエンザや風邪の予防などにうがいが有効と言われていますが、
今回はそのうがいについてお話したいと思います

風邪の初期症状や免疫力の低下などで、喉の痛みが起こります
そんな時にもうがいをすると思いますが、
うがいをする際に気をつけて頂きたい事をいくつかお話させていただきます

1.いきなりうがいをする

ご存知の方も多いと思いますが、口の中は肛門より多くの菌が存在します
いきなりうがいをすることで口の中の菌がのどに流れてしまうことがあります
特に、すでにのどが痛い人は、免疫力が落ちて感染し始めている可能性が高いです
そんな時は、少しでものどに菌を寄せ付けない事が重要です
口を良くゆすいで、その後にうがいをするという順序を間違えないようにしましょう

2.鼻水を飲み込む

鼻水の中にうようよいる菌を出さずにすすってしまうことで
のどに菌が落ちるリスクが高まります
もしかして、
鼻水を飲み込めば胃酸で菌は死ぬ
などと思っている方はいませんか?
確かに、胃酸で死滅する菌も、飲み込む時に胃ではなく、気管に入ってしまうこともあり、
その時に気管で菌が繁殖して、症状がより悪化することになります

3.寝起きの唾液を飲み込む

寝ている時は、どうしても身体が水分不足になります
そんな乾燥した身体だからこそ、菌が一気に増えるのです
特に、寝起きの唾液は菌が増加していて危険です
起きたらすぐ、何よりも先に口をすすぐことをオススメします
また、寝る前にしっかり歯磨き、フロスをするのはもちろんのこと、
加湿器を使う、寝る前に水分を摂るなどして、寝起きに口内に菌が増加するのを少しでも防ぐようにしましょう

寝起きにのどが痛い時は、体内、口内が乾燥していないか、今一度見直してみましょう
どれも当たり前のことですが、元気なときはそこまで気にしなくても、体調を崩すことはありません
しかし、
のどが痛い
となってしまったら、まずは、リスクを少しでも減らす努力をしてみましょう

お口は身体の入り口です
大事な事なので二回言いました
うがいはインフルエンザ、風邪の予防に有効ですが、
くれぐれも方法を間違えないようにして下さいね

以上、Ray.でした